職場の上司と部下コミュニケーション

前回は、会社内のコミュニケーション不足から起こるよくある問題について、ご紹介しました。

また、その解決方法としては、会社がコミュニケーション不足の組織同士に、コミュニケーションの機会を提供することでした。

そのうえで、この問題の解決に「協調性」が重要な役割を果たしていることも、お話ししました。

また前回、コミュニケーションツールとして、あいさつ、および「報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)」だけではコミュニケーションは、まだまだ不十分であることもお話しました。

今回は、さらにその上級編をご紹介します。(前々回のコミュニケーション(初級編~中級編)の続きです)

(コミュニケーション レベル3)ちょっとした人間関係の構築の積み重ね

コミュニケーションの基本は、あいさつです。

会社でのコミュニケーションの基本は、あいさつに加え、仕事上のやり取りが生じますので、「報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)」も基本です。でもこれだけでいいのでしょうか。

ここで、友だち関係を考えてみましょう。

仲のいい友だち

友だちというのはとてもいいものです。損得なしの関係であればいうことありません。

困っていれば、助け合いもできます。嫌なことがあっても、愚痴を聞いてもらえます。ですから、友だちはいた方が良いです。

たくさんいた方が良いですが、本当に心が通い合う友だちであるならば、友だちの数は少なくてもいいような気もします。

このような友だちは、いつどのようにしてできるのでしょうか。

それは、学校や職場などで知り合う機会が多いと思います。最初は、顔見知り程度だったものが、何かのきっかけで話すようになります。

話してみたら、趣味が同じだったり何となく気が合ったりして仲良くなったりします。

「よろしく」と握手して、友だちになろうとしている男の子

話をする前には、まったく気にも留めていなかったのに、少しでも話をしたことがある相手には、友だちにまでなるまでには至っていなくても、何となく仲間意識のようなものが芽生えてきます。

何か困っていれば、話を聞く程度なら手を差し伸べてももらえます。

こんな関係がとても大事だったりするのです。

友だちとまでは言えなくとも、ちょっとした顔見知りや知人程度の関係でも、会ったときにちょっとした話をしたりすることで、少しずつお互いに気心が知れてくるようになります。

学校であれば、少しは話したことがあるクラスメートなのかもしれません。

会社であれば、「よう、元気か」と声がけしてくれるおじさんかもしれません。そのような場面で、あなたのお子さんは「はいっ、元気です!」と、いつも明るく元気に返事ができるでしょうか。

「元気です!」笑顔で返事をする作業服の男性

「今日は暑いね」と、気さくに話しかけてくるおばさんかもしれません。「はいっ、暑いけど頑張ります!」と、いつもにこやかな笑顔で返事をすることができるでしょうか。

職場の気さくなおじさんやおばさんとのコミュニケーションは、こんな何気ない会話から始まります。

実はこうした何気ない会話のやりとりが、とても大事なのです。

何が大事なのでしょうか。

気さくに声がけをしてくるおじさんやおばさんは、会社内で別の部署でも、何気なく話をしているうちに気心が知れてくるようになると、仕事で困っていれば何らかのアドバイスをしてくれるかもしれません。

将来、同じ部署になったときに強力な味方になってくれるかもしれません。

ですから、少しでも仲良くなっておいて、損なことは何ひとつもないのです。損などころか、得なことばかりのような気がします。

わりと会社のおじさんやおばさんは世話焼きが大好きな方が多いと思いますので、仲良くしておいた方がいいと思います。

ここで何が言いたいのかといえば、学校での授業中での無駄話、会社での仕事中の無駄話は基本的には厳禁ですが、休み時間、休憩時間、特に昼食休憩時間などの他愛のない会話が、このような良い雰囲気をつくるのだということなのです。

教室でおしゃべりしている生徒たち

これも、立派なコミュニケーションの基本です。

友だち関係とまではいかなくても、顔見知り程度の間柄だとしても、ちょっとしたコミュニケーションで人間関係を構築することが可能なのです。

また、こんなちょっとした人間関係から友だち関係までに発展することもあります。

社会人になれば、同世代の友だち関係だけではなく、年の差が離れた会社での先輩後輩の関係も存在します。これをもっと大げさに表現すると「人脈」ということになります。

コミュニケーションの基本はあいさつと最初に申し上げましたが、実は、あいさつはコミュニケーションのきっかけに過ぎません。

コミュニケーションの本当の基本は、「協調性」です。というより、コミュニケーション能力の基本は、「協調性」と言った方が正確かもしれません。

「みんな仲良し」子どもたち

あいさつをきっかけとして、ちょっとした会話をするようになったとしても、いつもうまくいくとは限りません。

発達障害者は、周りの雰囲気を読むことがむずかしかったり、不用意に相手を不愉快にするようなことを言ってしまうことがあるからです。

ですから、私はコミュニケーション能力の基本は「協調性」だと考えるのです。「協調性」の育成が不十分であると、人間関係を構築するのがとてもむずかしいと思います。

逆に「協調性」が育っているだけで、学校や会社で適切な人間関係を構築することができます。

それだけで学校生活や会社生活がとても円滑になって、発達障害者でも、この面倒な人間社会で楽しく生きていくことができると考えています。

このように「協調性」を育てていくことが、いかに大事かということがお分かりになったかと思います。

ただし、「協調性」を育てていくことは簡単なことではありません。あなたのお子さんが幼いうちから少しずつ育てていくことで、発達障害でも人間関係であまり苦労をせずに、生きていくことができるかと思います。

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今回のまとめ

コミュニケーションの基本

  • コミュニケーションの基本はあいさつ
  • あいさつは、コミュニケーションのきっかけに過ぎない
  • 会社でのコミュニケーションの基本は、「報告・連絡・相談(ホウ・レン・ソウ)」

コミュニケーション能力の基本は、「協調性」

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