「いじめ対策チーム結成!! いじめ解決は私たちにおまかせ!!」

前回は、教育委員会の闇を見たお話をしました。

人気のない別棟の会議室で繰り広げられたのは、まさに修羅場でした。

詳しくは、こちらをご参照ください。

今回は、年度が替わり、新しい校長が赴任してきたところから始まります。ここでも、想像もしない事件が待っていました。

ご注意ください

本文には、かなり衝撃的な内容も含まれますので、ご注意ください。(ショックをうけやすい方は、お読みにならない方がいいかもしれません)

主な登場人物

いじめ加害者
いじめリーダー格の兄弟(息子とは学年が違う)
(以下、A兄:当時、小学6年生、A弟:当時、小学4年生)
※いじめの取り巻きの児童:C(当時、小学6年生:息子へのいじめの関与あり)の他、複数人あり
いじめ兄弟の母親(以下、A母親:PTA幹部)
いじめ被害者
息子(当時、小学5年生)
学校側
F学年主任(以下、F主任。息子が5、6年生時の担任の先生)
教育委員会側
O主幹

変な新校長が赴任してきた。でも、いじめは解決の方向へ

笑顔の新校長

新しい校長が赴任してきましたので、息子のいじめの件も含めて、あいさつしておかなければと考え、始業式の前に学校を訪問しました。

新校長とは、あいさつを交わした後は和やかに会談が進みました。

新校長は、以前に発達障害の子どもをうけもったことがあり、安心してほしいと終始友好的な態度でした。

「安心してください」と新校長

ですが、後日とんでもない校長だったとわかりました。詳細は後述しますが、新校長の友好的な態度に騙された私でした。(これまで、人を見る目には自信があったのですが、自信を喪失しました)

おそらく、新校長と話をしたのは、これが最初で最後でした。

教育委員会側、学校側の面談

参加者(5名)

教育委員会側(1名)
O主幹
学校側(2名)
新校長
F主任(前回、前任校長と謝罪に来た加害児童Aの元学年主任で、今年度は息子の担任兼学年主任)
被害者側(2名)

その数日後、約束通り教育委員会のO主幹と学校で面談しました。

そのときの出席者は、学校側は、O主幹、F主任(前回、前任校長と謝罪に来た加害児童Aの元学年主任で、今年度は息子の担任兼学年主任)と新校長の3名で、こちら側は、私と妻でした。

この面談は、開始当初から異様な雰囲気でした。

この面談では長方形の横長テーブルに座ったのですが、座席位置からして変でした。私と妻の向かい合わせに、O主幹とF主任が座り、新校長は、私の向い側の左5mくらい離れたところに陣取ってしました。

面談の座席図

この日のO主幹とF主任は、真摯に今後のいじめ解決への対策を検討してくれました。(O主幹は約束を守ってくれました)

問題なのは、新校長でした。

5mくらい離れたところで何をしているのかと思えば、今回の話し合いに関係の無さそうなファイルを見ていて、こちらのやり取りには我関せずの態度に終始していました。

書類を見て、面談には我関せずの新校長

私が怪訝そうに新校長の方をチラチラとみると、O主幹とF主任は申し訳なさそうな顔をしていました。

話し合い自体は順調に進み、下校時の息子の付き添いは週3日以上をしばらくの間は維持すること、また、こちらの方が大きいのですが、いじめの根本的な解決を目指して、学校内でF主任を中心に対策チームを結成して、対応してくれることになったのです。

対策チームの先生たち

もう1つの朗報は、F主任が息子の担任となったことです。

新校長がまったく頼りにならない分、F主任は私が期待していた以上の対応をしていただきました。

息子の担任の先生

今でも感謝しています。

ですから、新校長とはもう、これ以上話をする必要がなかったのです。

でも、あの新校長の発達障害児に対する前向きな発言は、何だったのでしょうか。

思いがけない事件が発生

悩んでいる新卒の先生

新学期が始まり、これからというときに4年生のクラス(加害児童A弟と同じ学年)の新卒の担任の先生に関する事件が発生しました。

この事件の内容については、息子のいじめとは無関係なので、伏せさせていただきます。

ただ、この事件の発生がゴールデンウイークの直前で、新卒の先生は父兄とのトラブルで悩んでいたのではないかとの憶測が飛び交っていました。

もしかしたら、A母親の関与があったのではないかとも考えています。この事件は全国ネットでニュースとなりました。

学校側も半月くらいの間は、慌ただしい状況でしたので、息子のいじめ対策の打ち合わせなどは、その後のゴールデンウイークが明けるまでは、できない状況になってしまいました。

なお、その間、報道陣への記者会見などはすべて教頭が対応してしました。例の新校長が表舞台に姿を現すことは、結局1度もありませんでした。

青ざめている新校長

もう1つ、A母親についてですが、毎年欠かさずにやっていたPTA幹部を今年度は、辞退していました。

どのような心境の変化があったのかわかりませんが、これが息子のいじめ解決へ向かってくれればと願っていたのですが、まだ解決には時間がかかります。

息子とクラスメートとの関係

仲良しの子どもたち

息子とクラスメートとの関係は、この小学校に1年生の2学期に転校してきて以来、概ね良好です。

小学校時代は、友だちと呼べる関係にまでは至らなかったものの、全学年をとおしてクラス内では、クラス全体の弟的な存在として仲良くしてもらっていました。

同級生からのいじめが無かったかと言えば、1度だけありました。

ですが、担任の先生に相談した結果、大事に至ることなくすぐに解決しました。(通常のいじめであれば、すぐに解決するのがほとんどだと思います。今回のいじめは、本当に悪い条件が重なったため、解決に時間がかかり、息子には可哀そうなことをしたと思っています)

今回のいじめの加害者の主犯的な存在はA兄弟で、A兄は息子の1学年上、A弟は息子の1学年下で、その取り巻きもそれぞれA兄弟と同級生でした。

今回のいじめが発生してから、同級生は息子に同情的で、同級生の親御さんからもいじめ解決にあたっては、協力してくれる旨の応援をたくさんいただき、とてもありがたく感じていました。

その後、いじめは断続的に継続しますが、学年が変わってクラス替えがあっても、クラス内の雰囲気は変わらず息子を応援してくれるクラスメートばかりでした。

仲良しの子どもたち

息子の小学生時代は、今回のいじめのように酷い経験もしていますが、優しいクラスメートに恵まれて、概ね充実した学校生活だったと担任の先生、クラスメートそしてその保護者の方々には、本当に感謝しています。

さくら幸子探偵事務所
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修学旅行中にヒアリングというハプニング

驚いているお父さん

ゴールデンウイークを過ぎてしばらく経った頃、やっとF主任と面談することができました。

息子へのいじめ対策としては、先生同士でアンテナを張って交代で校内を巡回したり、ちょっとしたことでも情報共有をすることとなったようです。

また、児童たちには、いじめは絶対にしないように、さまざまな機会に啓もう活動も行うとのことでした。

やっとこの学校でも、職員室を中心としたいじめに対する自浄作用が働くようになったと、F主任には感謝の意を伝えました。

学校内に本格的ないじめ対策が発動したことで、しばらくは息子へのいじめも沈静化していたのですが、6月も中旬を過ぎた頃、またもや息子へのいじめが判明しました。

泣いている男の子

いじめ発覚の経緯は息子からの申し出です。加害児童はA兄とその取り巻きのCでした。

息子からいじめの詳細(いつ、どこで、誰に、どのようないじめだったのか)をヒアリングのうえ、その日のうちにF主任にその旨を伝えました。

F主任からは、早急に対応する旨の回答を得ました。なお、F主任には、ヒアリングの際は高圧的な態度は取らずに、優しく聞き取りいただくようにお願いしました。(後々、ヒアリングの仕方が問題にされるようなことがないように)

数日後、F主任からA兄、Cからそれぞれヒアリングを実施したが、結果的にA兄、Cともにいじめの事実を認めなかったようです。

いじめたことを認めない男の子

以前もそうでしたが、息子の証言のみだとなかなかいじめをしたことを、認めさせるのはむずかしいものです。

ただし、今回のヒアリングでは大きな問題点がありました。

実際のヒアリングは、私がF主任にヒアリングを依頼した翌日にすぐに実施されたのですが、その日はA兄、Cともに修学旅行中で、旅行先で行ったとのことでした。

修学旅行のバス

さすがにそれを聞いたときは、驚きました。

F主任には、ヒアリングはとてもありがたいのですが、あまり無理をしないように、今後は修学旅行などのイベント中は避けるようにお願いしました。

なお、A母親、C保護者から苦情が来た場合は教えてほしい旨、F主任に伝えました。

私はこれまでの経験から、このようなトラブル対応に慣れていましたので、これが原因でトラブルが発生した場合には、F主任のフォローをするつもりでいました。

ちなみに、この場合の対応については、学校側の修学旅行中のヒアリングという落ち度があったとしても、いじめの被害者を守るための行動であることを、毅然とした態度で伝えることが大事です。

今回は明確ないじめの証拠はありませんでしたが、いじめ被害者からの申し出があること、これまでのA兄、Cによるいじめの実績も考慮して、たとえ修学旅行中だったとしても、あまり時間が経過しないうちに(関係者の記憶が薄れないうちに)ヒアリングの必要があった旨を強調すれば足りると考えていました。

また、いじめ被害者の保護者として、私自身が直接A母親らに「自業自得でしょ」と言ってもいいかとも考えていました。

しかし、幸いにもA母親、C保護者ともに苦情の申し出はありませんでした。

A母親からの苦情が無かったのは、正直驚きました。

彼女の性格ならば、これまでだったら確実に苦情の申し出があったはずです。

しかし、学校側の後ろ盾を完全に失った今では、余程精神的に落ち込んでいたのかもしれません。

落ち込んでいるいじめっ子のお母さん

今回はここまでです。

息子へのいじめは、ここまでくるとだいぶ沈静化してきました。

学校側のいじめ対策が、徐々に効果が現れてきたようです。

いじめっ子の立場からすると、以前と比べれば、いじめがやりにくい環境となり、いじめの発生頻度もかなり減少しました。

しかし、まだ、完全には無くなっていませんので、これからも気を抜かずに息子を見守っていきたいと気持ちを新たにしました。次回をお楽しみに。

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