楽しそうにお話をしている男の子とそのお話を聞いているお父さん

前回、息子とのお風呂タイムで、小学校入学以降は、今日の出来事のおさらいとして「今日の給食の献立は何?」「今日の授業は何だった?」などを確認していたというお話でした。その続きです。

発達障害児は一般的にコミュニケーションが苦手な子が多いです。息子も同様でしたので、物事を説明する良い練習になったと思います。また、その日の出来事を時系列で記憶を整理する練習にもなったのではないかとも思います。特に後者は、学校などでいじめにあったときなどの記録をとる際にとても有効ですので、時系列での記憶を整理する練習は、みなさんにも是非おすすめします。

息子とのお風呂タイムの「今日の出来事のおさらい」ですが、始めた当初の所要時間は、おおよそ20~30分くらいかかっていましたが、小学校の高学年になる頃には5~10分でした。慣れないうちは親としては結構な負担でしたが、続けているうちに聞き取りする側の親も、聞き取り方のコツがだんだんわかってきます。

また、答える側の子どもも、時系列での記憶の整理に慣れてきて、聞き取りに対する受け答えも上手になってきます。直ぐには無理ですが、数年のうちには少しずつですが、親子両者の負担は減ってくると思います。なお、仕事で疲れて帰ってきて、クタクタになっている日もあろうかと思います。そんな日は、聞き取り事項をいつもより少し減らすこともありです。たった5分でもいいかと思います。ただし、毎日欠かさずヒアリングした方が良いと思います。

「今日の出来事のおさらい」について、このヒアリングの目的は、「①息子の物事を説明する練習」「②その日の出来事を時系列で記憶を整理する練習」とお話ししましたが、もう1つ、大きな目的があるのです。それは「③息子のリスク管理」です。

私は、息子が話す内容は、実はそれほど重要視していませんでした。私が重要視していることは、本日の出来事を説明しているときの「息子の様子」なのです。毎日、「息子の様子」を観察していたので、前日とのちょっとした違いの機微に気づいてやることができたと思います。

通常は、5分程度のヒアリングも「息子の様子」に違和感があったときは、30分でも1時間でも延長して、過去に遡って根掘り葉掘り確認します。発達障害児は、取り繕うことが下手です。息子もそうです。違和感があったときは、何かしらの不満や不安を抱えていることが多いのです。不満があれば、それを解消してあげる必要があるでしょうし、不安があれば、それを取り除いてあげる必要があるからです。小学校4年生のとき、この違和感から、息子に対するいじめが判明しました。

本日はここまで、続きは次回「発達障害の息子とのコミュニケーション始めました(息子のトラブル発見編)」をお楽しみに!

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