「運動会、がんばるぞ!」はりきる男の子と女の子

ゴールデンウィークも終わり、また日常の生活に戻りました。5月も残すところ半分になり、そろそろ運動会の季節となりました。運動会と言えば、昔は秋が定番でしたが、いつの間にか春に実施されることが、多くなったように思います。

国民の祝日である体育の日は秋ですし、スポーツの秋ともいいますから、学校行事の運動会が春というのもちょっと違和感がありますが、思い返せば息子の運動会はいつも春でした。運動会の定番が春になったのは、なぜなのでしょうか。ちょっと興味が湧いたので、インターネットで検索すると同じような疑問を持った方がたくさんいました。

ここではウィキペディアに記載の情報をご紹介します。

年に1、2回行われることが多く、かつては秋の風物詩であったが、現在は一番多く行われるのは春(5・6月)、・・・気候が涼しく熱中症などの影響が少ないことや台風や秋雨といった天候による順延・中止を避けるために春に開催する事例が増加しており、・・・運動会の開催時期が春と秋に分かれている理由の背景には修学旅行や遠足などの行事が他校と重ならないようにしているというのも理由の1つである。

運動会 - Wikipedia

ウィキペディアによると運動会の定番が春になった理由をまとめると、以下のとおりです。

  • 熱中症の防止のため(比較的涼しい時期の春になった)
  • 台風などの天候による運動会の順延や中止を避けるため
  • 修学旅行などの学校行事が他校と重ならないため(来賓客の日程調整のためか?)

※他のサイトを見ると、学校内での学校行事が春と秋とでバランス良く分散するように、運動会は春になったとの記載もありました。

話は変わりますが、発達障害のお子さんがいる親御さんは、運動会という行事はどちらかといえば、不安だという方が多いのでしょうか。その理由は何でしょうか。お遊戯でしょうか。息子の場合、幼稚園ではじめて参加した運動会は、ちょっと不安を感じていました。お遊戯では、園児たちの輪のなかにいられるだろうか、息子は多動が著しかったので勝手な行動をしてどこかへ行ってしまうのではないかと、ヒヤヒヤしながら見ていました。

結果は、何とか園児たちの輪のなかにいられたので、演技が終わったときは安心しました。初めての運動会では、取りあえず、演技は上手にできないのはわかっていましたが、園児たちの輪のなかにいられることが大きいと思っていたからです。

これができないということは、普段の園生活でも、教室から脱走するなどの迷惑行為をしてしまう懸念があったからです。それまでの園生活では、多少保育士さんに迷惑をかけることはあっても、教室を脱走するまでの問題は聞いていなかったのですが、やはり私のなかには不安が残っていたのです。

発達障害のお子さんのなかには、体幹が不安定な子どもがいます。息子も、小学校の低学年までは体幹が不安定で、まっすぐに立っているとき、いすにすわっているときなど、横にゆらゆらしてしまって安定感の無い子どもでした。運動会のお遊戯のときにも、園児たちの輪のなかにはいられたものの、左右にゆらゆらしていました。

その後の運動会のお遊戯では、お遊戯の輪のなかにいるだけではなく、お遊戯自体も息子なりに積極的に頑張るようになっていました。息子はゆらゆらしながらもとても頑張っているのですが、他の子どもとは踊りのテンポが微妙にずれているため、別の意味で結構目立っていました。そんな息子ですが、一生懸命みんなに合わせて頑張ろうとする姿に、私は素直にうれしく思いました。

息子のゆらゆらも、小学校の3年生頃までには改善してきました。体幹が安定してきたためか、この頃初めて自転車にも乗ることができるようになりました。

おそらく発達障害のお子さんの多くは、運動会ではさまざまな競技において、早く走ることができなかったり、バランスが悪かったり、競技のルールを十分に理解できないことが多いと思います。お遊戯や組体操なども、上手にやることはむずかしいかもしれません。

ですが、お子さんのようすをじっくりと良く観察してほしいと思います。少なくとも、前年の運動会のときより、どこかしら成長が発見できると思います。お子さんの成長は、どれがどんなに小さいものでも、親御さんにとっては、とてもうれしいはずです。そういうところを1つでも発見して、お子さんを褒めてあげてください。

また、発達障害のお子さんの成長は、健常児と比較するととても緩やかな場合が多いとも思いますが、長い目で見守っていきましょう。

なお、運動会の練習が始まると、親御さんの方が、わが子がうまくできるだろうかと不安に感じてしまうことがあると思います。うちもそうでした。親御さんが不安に感じていると、その不安のオーラがお子さんにも伝播して、お子さんも不安になりますから、ここは不安な気持ちをお子さんに悟られないように、どっしりと構えているようにしましょう。

今年も、お子さんが元気に運動会に参加できればいいですね。

息子の運動会の思い出は、こちらでもご紹介しています。