このブログについてご案内します

このブログの究極の目標は、すべての発達障害児を「愛される子ども」に育てることです。このブログには、もう1つ目標があります。それは、すべての発達障害児が幸せになることです。

「愛される子ども」を育てよう

愛される子ども

私は、発達障害があっても息子を愛しています。親ですから、無条件に息子のことを愛しています。ですが、世間の方々の息子への評価は違います。私は、息子を「愛される子ども」とまではいかないにしても、せめて世間の方々にうけ入れてもらえるように育てたいと考えてきました。なぜなら、息子は、いずれ就学時期を迎え、家族の枠を超えて学校や社会と係わりながら生きていくことになるからです。その後の将来も社会のなかで生きていくとすれば、世間の方々との交流を避けてとおれないと考えたからです。

世間の方々との交流を避けてとおれないのなら、うけ入れてもらえるようになれば、それが息子の幸せな生活につながると考えたのです。ですが、世間の方々に無条件で息子をうけ入れてもらうことは不可能です。ならば、息子が世間の方々にうけ入れてもらえるように変わればいいのだと考えました。

息子を育てていく過程で、どうすれば息子が世間の方々にうけ入れてもらえるのかを考えつづけてきました。そして、最終的に出した結論が、「協調性」を育てることです。協調性は、他者への配慮する気持ちや感情です。それは他者を思いやる優しい気持ちでもあります。他者への優しい気持ちをもった子どもは、他者からも愛される可能性が高いのではないかと考えたのです。

息子は、ある程度の協調性を習得できたと思います。そう考える理由は、これまでの学校生活や現在の就労先である職場で、うけ入れてもらえていると思えるからです。現在、職場では同僚のおじさんやおばさんから、声がけをしてもらって楽しく仕事に従事しています。また、休日は、友だちとの共通の趣味を楽しんでいます。現状では、仕事も余暇もともに充実しているのではないかと思います。今後も、この状況が継続できるように見守っています。

発達障害児だって幸せになれる

幸せになれるよ

発達障害児でも、幸せになる権利があります。ですが、幸せになる権利があるからといっても、どうすれば幸せになれるのでしょうか。

幸せの形は人それぞれですので、明確なことはいえませんが、少なくとも就労の実現およびその就労が継続できていて、生活費や余暇にかかる費用を就労で得られる賃金で賄うことができれば、幸せにより近いところにいるといえるのではないでしょうか。また、仕事にもやりがいを持つことができ、余暇の生活も充実していたとしたら、もう幸せに片手が届いているようなものです。後は、発達障害児本人が、その生活を幸せと感じられるかどうかの問題だと思います。

上記が幸せの条件だとすれば、少なくともまず目指すべきことは、就労の実現です。ですが、発達障害児はどうすれば、就労が実現できるのでしょうか。おそらく、小学生以下の発達障害児を抱える親御さんの多くは、発達障害児の就労へのプロセスに関する情報があまりにも少ないため、どうすればいいかわからないと悩んでいるのではないかと思います。

ですから、健常児と同じように普通学級に在籍して、良い成績をとらなければいけないとあせってしまい、お子さんに無理をさせている方が少なくないように思います。しかし、お子さんに無理をさせ過ぎてしまい、本来ならば習得できたであろう、就労を実現するのに最低限必要なことも、習得できない事態に陥ってしまうことがあります。ですから、無理をしないでいただきたいのです。

小学校入学から高校卒業まで12年という時間があります。12年という時間は、お子さんが無理なく就労を実現するのに、最低限必要なことを習得するには、十分な時間だと思います。お子さんの元々の障害の軽重やその後の成長の度合いによっては、必ずしも就労が実現できるとは限りませんが、無理をすれば就労の実現の可能性がアップするという保証もありません。無理のある学校生活の先に、明るい将来像は想像しにくいものです。逆に2次障害を被るリスクがありますので、慎重に検討していただきたいと思います。

発達障害児でも、以下の条件をクリアできれば、就労を実現できるチャンスは十分にあります。

<就労を実現するための最低条件>
  1. 最低限の学習能力(簡単な読み書き能力、簡単な四則計算能力、簡単な判断能力)
  2. 就労スキル(清掃の仕事の場合は、清掃に関するスキル)
  3. ある程度の体力
  4. 最低限のコミュニケーション能力
  5. 協調性

この条件を12年間で、お子さんのペースに合わせて習得させていけばよいのです。ゆっくり無理をせずに、1つ1つクリアしていきましょう。