
発達障害のお子さんの不登校、保健室登校の危機! 子どもは話したがらない
前回は、不登校が社会問題にまで発展していること、不登校がその後の「ひきこもり」の原因になっていることをお話ししました。 関連記事 発達障害のお子さんの不登校、保健室登校の危機! 不登校の現実とその将来は? 親御さんがもっとも気をつけるべきことは2つ!・お子さんを「ひきこもり」「不登校」にさ...
前回は、不登校が社会問題にまで発展していること、不登校がその後の「ひきこもり」の原因になっていることをお話ししました。 関連記事 発達障害のお子さんの不登校、保健室登校の危機! 不登校の現実とその将来は? 親御さんがもっとも気をつけるべきことは2つ!・お子さんを「ひきこもり」「不登校」にさ...
スモールステップで理解しよう 前回、発達障害児にとって「サリーとアンの課題」がむずかしい理由について、お話ししました。 関連記事 サリーとアンの課題 あなたのお子さんも一度はチャレンジしてみよう 発達障害児にはむずかしい「サリーとアンの課題」 この課題のポイント...
「サリーとアンの課題」とは 発達障害児(自閉症児)の思考(発達障害児がどのように思考するのか)について、理解するのに「サリーとアンの課題」はかなりわかりやすい事例だと思います。 これについては、知っている方も多いと思いますが、改めてご紹介します。 サリーとアンの課題 前提 1つの部屋にサリーとアンがいます。部屋には「サリーの青い箱」と「ア...
一番病ってどんなもの? お子さんの一番病でお悩みの親御さんは、少なくないと思います。 一番病は、「何でも一番じゃなきゃイヤダ」というものです。 その症状の出方には個人差がありますが、発達障害児の場合、激しいパニックを起こしたりすることが多いので、とても厄介なものです。 一番病の症状の具体例を列挙すると・・・、 テストで一番が取れないとイヤダ かけっこ...
前回、発達障害児のコミュニケーションを基準としたタイプで分類してみました。今回は、このタイプ別の友だちづくりの方法について、私の考えをお話ししていきたいと思います。 今回は(A)タイプ攻略編です。 <発達障害児のコミュニケーションを基準としたタイプ別> (A)どちらかといえば、親しくない他者でも話しかけるのに躊躇しないタイプ (B)どちらかといえば、親し...
日本理化学工業株式会社の会長である大山泰弘氏が障害者雇用をすることになったきっかけについてお話します。大山氏が、特別支援学校の先生から卒業予定者の就職のお願いをされて、一旦は断ったものの、先生から「これまで、就職はすべて断られました。この子たちはこのまま施設に送られれば、働くことを経験せずに一生を終えてしまう。せめて、実習だけでもさせてもらえないだろうか」といわれ、可哀そうになり実習を承諾したそう...
前回までは、学校内でのコミュニケーションに関して、実際の職場と学校の先生の考えとの温度差があったことについて、お話ししました。 今回は、息子の実際の職場実習でのようすも踏まえ、コミュニケーションの重要性について考察していきたいと思います。 息子が職場実習でお世話になった企業 息子は、高等特別支援学校時代に、さまざまな会社での職場実習を経験しています。 そのなかで、特にコミュニケーション...
就職するのは確かに大変。就労を継続していくことは、もっとむずかしい 前回、息子とのお風呂タイムでの「今日の出来事のおさらい」について、成人後も継続が必要と考え、今も継続している旨をお話ししました。 その続きです。 以前、息子とのお風呂タイムでの「今日の出来事のおさらい」の目的は、「①息子の物事を説明する練習」「②その日の出来事を時系列で記憶を整理する練習」「③息子...
「協調性」を育てるメリット(学習編①)勉強嫌いは食わず嫌い!? 「協調性」を育てる効果は、良好な人間関係の構築だけにとどまりません。勉強嫌いの子どもにも大きな効果があります。 あなたは、そもそも子どもの多くは勉強が嫌いだと思いますか。 子どもが勉強を嫌う理由が、単に面倒だからだと思いますか。 ゲームをしていた方が楽しいからでしょうか。 私が考える「子どもが勉強を嫌う本当の理由」は、勉...
発達障害児の笑顔のために。「協調性」はとても大事 私のこれまでの経験でいえば、発達障害児の子育てとは、「協調性」を育てることがすべてといってもいいほどです。 「協調性」が育つだけで、おそらく、発達障害児の今の問題、将来に向かって発生する問題の大半は、解消できると考えています。 なぜなら、以前にご紹介したとおり「協調性」はコミュニケーション能力の基本だからです。 また、人として生きていく...