
一番病という名の困ったちゃん
私の知り合いのお母さんに、息子が一番病で困っているという方がいました。 どんなことでも、何でも1番じゃなきゃいやだといい、お母さんを困らせていました。 そのお子さんは、当時、幼稚園児でした。 幼稚園でかけっこで友達に負けると怒り、夕ご飯のおかずがお父さんより少ないと怒りだすようです。 何でも、自分が気づいたら一番でないとその都度かんしゃくを起こして、手がつけられなくなるようです。 そのお...
私の知り合いのお母さんに、息子が一番病で困っているという方がいました。 どんなことでも、何でも1番じゃなきゃいやだといい、お母さんを困らせていました。 そのお子さんは、当時、幼稚園児でした。 幼稚園でかけっこで友達に負けると怒り、夕ご飯のおかずがお父さんより少ないと怒りだすようです。 何でも、自分が気づいたら一番でないとその都度かんしゃくを起こして、手がつけられなくなるようです。 そのお...
前回までは、学校内でのコミュニケーションに関して、実際の職場と学校の先生の考えとの温度差があったことについて、お話ししました。 今回は、息子の実際の職場実習でのようすも踏まえ、コミュニケーションの重要性について考察していきたいと思います。 息子が職場実習でお世話になった企業 息子は、高等特別支援学校時代に、さまざまな会社での職場実習を経験しています。 そのなかで、特にコミュニケーション...
一番病ってどんなもの? お子さんの一番病でお悩みの親御さんは、少なくないと思います。 一番病は、「何でも一番じゃなきゃイヤダ」というものです。 その症状の出方には個人差がありますが、発達障害児の場合、激しいパニックを起こしたりすることが多いので、とても厄介なものです。 一番病の症状の具体例を列挙すると・・・、 テストで一番が取れないとイヤダ かけっこ...
「協調性」を育てるメリット(学習編①)勉強嫌いは食わず嫌い!? 「協調性」を育てる効果は、良好な人間関係の構築だけにとどまりません。勉強嫌いの子どもにも大きな効果があります。 あなたは、そもそも子どもの多くは勉強が嫌いだと思いますか。 子どもが勉強を嫌う理由が、単に面倒だからだと思いますか。 ゲームをしていた方が楽しいからでしょうか。 私が考える「子どもが勉強を嫌う本当の理由」は、勉...
お子さんの将来の幸せな生活がイメージできる お子さんの成長が期待できる子育てができる 就労や学校生活(集団生活)に重要な協調性の身につけ方がわかる 就労への準備(職場実習など)がスムーズにできる 就労の実現や就労の継続に必要なことがしっかりわかる 特典の『高等特別支援学校のお受験対策マニュアル』で、効率よく受験対策ができる Special Present ご購入特典と...
発達障害児が愛される子どもに育つためには? 私は、息子を無条件で愛しています。 わが子ですから当然のことです。 ですが、私の息子は、万人の方に無条件で愛してもらえるかと言えば、「否」です。 息子は発達障害児ですし、幼児の頃は酷いパニックを起こして一日中ストライキを起こすような子どもでした。 世間の方々からみれば、愛されるどころか、そばに寄るのも嫌がられるような子どもだったと思います。...
発達障害児の笑顔のために。「協調性」はとても大事 私のこれまでの経験でいえば、発達障害児の子育てとは、「協調性」を育てることがすべてといってもいいほどです。 「協調性」が育つだけで、おそらく、発達障害児の今の問題、将来に向かって発生する問題の大半は、解消できると考えています。 なぜなら、以前にご紹介したとおり「協調性」はコミュニケーション能力の基本だからです。 また、人として生きていく...
前回、息子の先輩A君が、就労先で頑張って仕事をしているようすをご紹介しました。今回はその続きと、A君によく似ていると思ったB君も、やはり愛される子どもだと感じましたので、ぜひ、ご紹介したいと思います。 A君について A君は、息子が入学した年の高等特別支援学校の体育祭で大活躍していました。彼は、運動会の放送担当だったようです。 体育祭では、競技の実況を担当していました。相変わらず、お世辞にも上...
前回、発達障害児のコミュニケーションを基準としたタイプで分類してみました。今回は、このタイプ別の友だちづくりの方法について、私の考えをお話ししていきたいと思います。 今回は(A)タイプ攻略編です。 <発達障害児のコミュニケーションを基準としたタイプ別> (A)どちらかといえば、親しくない他者でも話しかけるのに躊躇しないタイプ (B)どちらかといえば、親し...
前回は、発達障害のお子さんの就学先の環境に、流されやすい傾向にあること、特別支援学校では親御さん、お子さんにとって過ごしやすい環境なので、ぬるま湯のような状態に慣れてしまい、本来の目標を見失いがちになってしまう傾向があることをお話ししました。 <就労を実現するための最低条件> 最低限の学習能力(簡単な読み書き能力、簡単な四則計算能力、簡単な判断能力) 就労...