
「人に愛されるには…」は、発達障害児の子育てにも大きなヒント
前回、大人になって子育てを経験してからみたペリーヌ物語で、ペリーヌには、不思議な魅力があることに気づいたとお話しました。今回は、その続きです。 ペリーヌの不思議な魅力は、出会った人を自分の良き理解者に変えてしまう力があることです。以前は、幾多の困難を前向きでひたむきな性格で乗り越える姿に、周囲の人々の心を動かしたのだろうと思っていました。もちろん、この考えは間違ってはいないと思いますが、私自身の...
前回、大人になって子育てを経験してからみたペリーヌ物語で、ペリーヌには、不思議な魅力があることに気づいたとお話しました。今回は、その続きです。 ペリーヌの不思議な魅力は、出会った人を自分の良き理解者に変えてしまう力があることです。以前は、幾多の困難を前向きでひたむきな性格で乗り越える姿に、周囲の人々の心を動かしたのだろうと思っていました。もちろん、この考えは間違ってはいないと思いますが、私自身の...
ペリーヌ物語が大好きというと年齢がバレてしまうかもしれませんが、私にとって、40年ほど前の日曜日の夜は、楽しいアニメがてんこ盛りの時間帯でした。まず、サザエさんを見て、マジンガーZシリーズがあり、そして、そのあとに世界名作劇場と続いていました。私と同世代の方々にとって、特に世界名作劇場は、子ども時代の思い出深い作品がたくさんあると思いますし、私も今でも大好きな作品があります。 そのなかでも「アル...
今回は、担任の先生としての理想像について、私の独断と偏見に満ちた個人的な考えをお話ししたいと思います。 建前でいえば、どんな先生でも信頼関係を構築していかなければならないので、やるべきことをやるだけです。ですが、本音はちょっと違います。 本音をいえば、発達障害に理解を示してくれるというか、寛容な先生であってほしいと思います。ただし、発達障害の知識はまったくなくてもいいと考えています。先生と...
先生にもさまざまなタイプがいます。年齢、性別、性格、発達障害に対して理解がある先生とそうでない先生と、本当にさまざまです。ですが、残念ながら現実には担任の先生になる先生を選ぶことはできませんから、こればかりは運任せになります。 とはいえ、一旦担任の先生となれば、最低でも1年間はうまく付き合っていかなければなりません。特に発達障害のお子さんを抱える親御さんにとっては、とても気になるところでしょう。...
担任の先生とは、できるかぎり良い関係でいたいものですが、やむなく、トラブルが生じてしまうことがあります。トラブルが発生した場合には、早めに対応しておきたいところです。 担任の先生と親御さんがトラブルとなるケースは、普通学級では親御さんが担任の先生に多くを依存してしまうことで生じることが多いと思います。普通学級では、担任の先生がひとりで多くの児童を管理しているため、発達障害のお子さんのケアにあまり...