やる気満々の字受験生

前回は、息子の進学先候補のメリット、デメリットの考察と、息子の能力を総合的に判断し、中学校卒業以降の進学先候補の検討する過程をご紹介しました。

今回は、息子の進学先候補の具体的なしぼりこみ作業について、お話しします。

進学先候補の高校へ直接訪問

学校訪問をして、先生と面談している保護者

息子の進学先候補の具体的な絞り込み作業を行うにあたり、判断材料としてもっと進学先候補の学校の情報を集める必要がありました。

そこで、進学先の選択する過程において、息子が中学生になったときから、進学先候補の高校へ直接訪問することにしました。

ただし、普通高校については、私自身が卒業しているのである程度の状況は把握しているので、訪問先対象から外しました。

また、特別支援学校(高等部)は、以前に何度か直接訪問した経験があり情報も十分にあったので、ここも訪問先対象から外しました。

訪問したのは、地元の定時制高校、高等特別支援学校(2校)です。

定時制高校は、夜間に授業をしていましたのでその時間に訪問し、授業風景も見学しました。

先生への質問は、学校の理念、校風、授業内容、進路状況、就職活動の方法などです。校内で、実際に使用している教科書などもみせていただきました。

息子の進学先候補のしぼりこみ作業

「目標は、一般就労の実現です。進学先の候補のメリット、デメリットの整理と息子の能力の再評価をして、しぼりこみました。」とお父さん

ここまでで取得した進路先候補の学校情報と息子の能力の再評価の結果、普通高校と定時制高校は、この時点で息子の進学先候補から外しました。

その理由はいろいろありますが、もっとも大きな理由は、前回もお話ししましたが、以下の3点です。

息子の進学先候補から普通高校、定時制高校を外した理由

  1. 専門的な就労スキルを習得できないこと
  2. 健常者と同じ土俵での就職活動で勝ち残る必要があるため、とても不利であること
  3. 障害者枠で企業に採用してもらうことが困難なこと
(1) 専門的な就労スキルを習得できないこと
清掃の授業を受ける生徒

専門的な就労スキルを学ぶためには、普通高校では、工業高校や商業高校などの学校に入学する必要があります。

息子の職業適性から入学するとすれば工業高校ですが、残念ながら地元にある工業高校は偏差値的にかなり高い水準であること、また、上記の(2)(3)の理由からも無理だと判断しました。

(2) 健常者と同じ土俵での就職活動で勝ち残る必要があるため、とても不利であること
採用面接を受ける高校生たち

普通高校や定時制高校の通常の就職活動は、地元の企業から学校宛に来る求人票に対して、行います。

求人票に関しては、就職担当の先生が地元の企業に営業をかけて、求人票をもらってくる場合もあるでしょう。

就職を希望する生徒は、希望する求人票に応募して、採用試験、採用面接に臨むスタイルが一般的だと思います。

いずれにしても、人気企業でなくとも1つの企業に複数の応募者がいることは、めずらしくありません。(他校からのライバルもいます)

健常者も参加する就職戦線に勝ち残れるほど息子の能力は、全然高くありませんから、就労の実現は果てしなくむずかしいと判断しました。

(3) 障害者枠で企業に採用してもらうことが困難なこと
困り顔の就職担当の先生

息子は発達障害者で療育手帳を所持していますから、障害者枠で就職できる方が絶対的に有利です。

また、会社側に発達障害者であることを認知していただいた方が、就労後も何かと配慮していただける可能性もあります。

一般的に、給料面では障害者枠での就労の方が賃金は低めです。

それでも、息子の場合は、老後までの就労の継続の維持を考慮すれば、若干給与は安くても障害者枠での就労の方が良いと判断しました。

このあたりの判断は、親御さんによるお子さんの能力の総合的な評価、親御さんとお子さんで十分に話し合って決定されれば、良いと思います。

高等特別支援学校を最有力候補に

「合格目指してがんばるぞー!」右腕を上げて、はりきる受験生

この時点で、高等特別支援学校を息子の進学先候補として、最有力候補としました。

もしも、高等特別支援学校の入試に失敗したとしても、一般の特別支援学校への受け皿はあるので、ここは思い切っていこうと決めました。

ですから、高等特別支援学校に関する情報収集は、特に入念に行いました。

自宅の近隣にある高等特別支援学校は2校あったので、どちらも有力候補です。

高等特別支援学校(2校)では、各専門科の授業のようすの見学から体験入学にも参加しました。

学校説明会や学校公開の他、文化祭などのイベントにも、できる限り参加しました。

先生への質問は、定時制高校とほぼ同じです。

学校説明会で、お話をしている先生

中学3年生の2学期の頃(入学者選抜試験の申込締切日前までに)、最終的に、高等特別支援学校(2校)のうちの1校への進学を決めました。

決定した進学先は、翌年の1月に入学者選抜試験があり、年内に受験の出願する必要があったため、それに合わせてこの時期での決定となりました。

高等特別支援学校の2校は、どちらも優劣をつけがたい学校でしたが、最終的にこの1校を息子の進学先候補として決めた理由は、こちらでご紹介しています。

今回のまとめ

息子の進学先候補のしぼりこみ作業

  • 進学先候補の学校情報の収集、進学先候補のメリット、デメリットの整理と息子の能力の再評価で進学先候補のしぼりこみ
<息子の進学先候補から普通高校、定時制高校を外した理由>
  1. 専門的な就労スキルを習得できないこと
  2. 健常者と同じ土俵での就職活動で勝ち残る必要があるため、とても不利であること
  3. 障害者枠で企業に採用してもらうことが困難なこと

今回はここまでです。次回以降は、息子の高等特別支援学校の受験時の受験対策(受験の傾向と対策、およびその実践)についてです。

次回予告について、以下にてご紹介します。お楽しみに。

次回以降 タイトル予告

  • 息子の高等特別支援学校への挑戦 合格への道(事前準備編③)
  • 息子の高等特別支援学校への挑戦 合格への道(入試当日編)

なお、今シリーズでご紹介している「息子の高等特別支援学校 合格への道のり」に関しまして、次回以降のブログ記事は、CD-ROM書籍「愛される子どもを育てよう ~ガンバルお母さんへのメッセージ~」のご購入特典(その2)となります。(ご購入特典となりますので、一般公開いたしません)

ご購入特典(その2)について

試験を受けている受験生

次回以降のブログ記事では、いよいよ息子の志望する高等特別支援学校の入学者選抜試験の実践的な受験対策に突入です。

  • 息子の高等特別支援学校への挑戦 合格への道(事前準備編③)
  • 息子の高等特別支援学校への挑戦 合格への道(入試当日編)

息子が受験する高等特別支援学校の試験内容については、募集要項から以下のとおりです。

息子の受験校の入学者選抜試験内容
  1. 学力検査(筆記試験)国語、算数
  2. 作業能力検査
  3. 運動能力検査
  4. 面接

具体的な受験対策としては、息子が受験する高等特別支援学校の試験内容を項目ごとに出題傾向を分析して、それに対して最適な受験対策を練ることでした。

出題傾向の分析に関しては、幸いなことに、(1)学力検査(筆記試験)国語、算数については、過去問題を手に入れることができましたので、より実践的な対策を取ることができました。

また、他の都道府県の高等特別支援学校の入学者選抜試験の過去問題も入手できたので、それをもとに出題内容や出題傾向の分析をしています。

試験を受けている受験生

その結果、わかったことは、高等特別支援学校の学力検査(筆記試験)の難易度については、小学校の普通学級の卒業レベルであり特に難解な問題はないということです。

しかし、知的障害のあるお子さんにとっては、十分にむずかしいレベルだと思います。

また、単純に小学校で習った知識の理解力だけでは攻略はむずかしいと思いました。

なぜなら、日常生活における知識や生活力を問う問題、就職後の仕事を想定した問題など、応用力、実践力を問う問題が少なくないからです。

なお、(1)学力検査(筆記試験)と同様に(2)作業能力検査、(3)運動能力検査、(4)面接についても、息子でも誰でも、問題なく乗り越えられるように具体的に受験対策を打ち出しています。

具体的な受験対策については、こちらで詳しく説明していますので、ご参考になさってください。

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  • 高等特別支援学校の概要について
  • 高等特別支援学校 学校見学など学校を訪問したときに確認すべきポイントについて
  • 高等特別支援学校 入学までのフローチャート
  • 高等特別支援学校 入学者選抜試験のお受験対策マニュアル
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