発達障害の息子と兄貴のコミュニケーション(兄弟関係も大切に)

息子には、1つ上の兄貴がいます。2人ともに今は社会人となり、頑張って働いています。兄貴は、小学校時代は、発達障害の弟を恥ずかしいと思っていた時期もあったようですが、弟思いの良い兄貴に成長してくれたと思います。弟が小学校時代にいじめをうけていたときは、本気で心配していました。私が、いじめ問題を解決するために、学校や加害者側の親と対決するための情報収集にも協力してくれました。
我が家の兄弟は基本的に、仲が良いと思っています。小中学校時代も、何だかんだと兄貴は弟の面倒をみていたようです。共通の趣味であるポータブルゲームも、兄貴の影響で始めたものです。弟が、いつの間にか将棋のルールを知っていることにびっくりしたこともありました。 私は、兄貴には将棋のルールを教えた記憶があったのですが、弟に教えた記憶はありません。どうやら、兄貴が密かに教えていたようです。この将棋は、弟が高校生になって、介護現場への職場実習(就労に向けての訓練)で役立つことになります。(デイサービスのおじいちゃんの将棋の相手をすることができた)
このように何かと弟は、兄貴の影響を良くも悪くもうけていました。私から見た兄弟関係は、幼い頃からわりと良好だったように思います。小学校時代、学校では弟は恥ずかしい存在だったようですが、弟を心配する姿もみていますし、家では仲よく遊んでいる姿もみていました。弟にはちょっといばった感じの兄貴ですが、兄貴としてのプライドがそうさせているのかなとも思っています。基本的には面倒見の良い兄貴です。
弟が高校生になって友だちと外出するようになると、弟はおしゃれに目覚めるようになり、兄貴は良きアドバイザーとなっているようです。おしゃれな洋服や鞄などを買う際には、兄貴のアドバイスを素直に聞いているようです。髪型も兄貴と同じ美容室でカットしています。今どきの若者のおしゃれに関しては、私は疎いのですが、兄貴が親切に面倒をみています。買い物では何時間も弟に付き合ってあげるマメな兄貴です。美容室も最初は、兄貴が弟を連れていき、うまく対応してくれたようです。弟がひとりで美容室に行けるようになったのも、兄貴のおかげです。今後もずっと仲の良い兄弟であってくれと願っています。