息子の忘れ物のない習慣への第一歩

小学校に入学すると保育園や幼稚園時代と比べると、毎日たくさんのものをもっていかなければならなくなります。
その多くは授業に関するものです。
特に普通学級では1年生でも5時間授業が普通ですので、必要なものは教科書、ノート、その他にも筆箱などがあります。

筆箱の中身も、1年生はシャープペンではなく鉛筆ですので、翌日に備えてきちんと削ってあるか、消しゴムをなくしていないかなどのチェックが必要です。
音楽や体育がある日は、鍵盤ハーモニカや体操着の準備が必要です。
鍵盤ハーモニカは、教室のロッカーに入れっぱなしでもよいのですが、体操着はそうもいきません。
毎回、持ち帰って洗濯しないと汚れが目立ってきます。

臭うようになると、それがいじめの原因となることがあります。
給食当番が終わった際(金曜日)には、給食袋(給食エプロン)を家に持ち帰り、洗濯しアイロンがけのうえ、月曜日に学校に返却します。

学校側からは少なくとも、その日の時間割表をお子さんだけではなく、親御さんも一緒に確認し、持ち物チェックをするようにお便りで要請があります。
お子さんが小学生になると、親御さんも確認作業が増えて大変です。
その他にも、学校からのお便りの有無、宿題の有無、宿題がある場合には、お子さんの宿題の内容が合っているかの確認作業もあります。

結構面倒な作業ですが、発達障害の息子を普通学級に入れる以上、息子が学校生活で困らないように、親として、家庭でできる限りのことをしようと妻と話し合いました。
息子が小学生の頃、担任の先生とお話しする機会に必ず確認する事項の1つに、息子の忘れ物の有無がありました。
担任の先生からは、「息子の忘れ物はほとんどない。それよりも、他のクラスメートでひどく忘れ物をする子が何人かいて、困っている」との話がありました。
学校の先生は健常児に対しても、結構苦労があるものだなあと、思った瞬間でした。
まとめ
忘れ物のない習慣への第一歩
- 時間割表と次の日の持ち物を毎日確認
- 体操着(できれば毎回、少なくとも週に一回)や給食エプロン(当番が終わった週末)は、必ず洗濯
- 必ず持ち帰るよう、息子に言って聞かせた
- 学校からのお便りの有無、宿題の有無、宿題がある場合には、宿題の内容が合っているかの確認(毎日)
今回はここまでです。次回は、登校前の準備をスムーズにするための工夫をご紹介します。お楽しみに。