放課後もチェック表で、よい習慣化を目指しましょう

前回は、朝の準備がスムーズにする工夫についてお話ししました。
今回は、放課後のよい習慣化を目指すお話です。
これも、前回の「朝起きてからすること」と考え方は同じです。
リストアップしよう

まずは、学校から帰って来てからさせたいことを洗い出してみましょう。
おおよそ以下のとおりでしょうか。
- 手洗い、うがい
- 学校からのお便りの有無の確認(あれば、親にすぐに渡すこと)
- 今日の宿題の確認→宿題の作業→宿題の内容確認(答が合っているか、解き方の手順に問題ないかなど)
- 明日の時間割表を確認して、翌日の授業に必要な持ち物(教科書、ノートなど)の準備
- 塾
- 家庭学習(宿題と手順は同じ)
- おやつ、余暇(ゲームやアニメ鑑賞など、時間を決める)
- その他(あなたが、お子さんにやってほしいと考えていることなど)
やることリストチェック表で習慣化を

やることリストチェック表を作ったら、壁や勉強机に貼り付けし、習慣化していきましょう。
最初は大変ですが、徐々に習慣化していきます。
宿題や家庭学習は、親子で一緒にやる方がいいのですが、昨今は、パートなどで忙しいお母さんも多いかと思います。
上記が習慣化していれば、お母さんは帰宅後にチェックすれば良いのではないかと思います。
なお、毎日キリキリ頑張っていると親子ともに消耗してしまいますので、宿題の無い日などは、お子さんをゆっくり休ませる日を設けてもいいと思いますし、お母さん自身もゆっくり休むのも有りかと思います。
チェック表のテンプレートは「To Do リスト」「やることリスト」などで、ネットでも探せますので、すぐにとりかかれると思います。
また、当ブログでもやることリストチェック表をご用意しました。
ご活用いただければ幸いです。
優先順位

友だちがいる場合、友だちと遊ぶ時間と宿題・家庭学習の時間のどちらを優先させるか、お子さんが発達障害児であれば、とても悩ましいところかと思います。
息子の場合、小学校時代は、恒常的に対等に遊べるわけではないので、友だちと呼べるかどうかは微妙ですが、稀にクラスメートと遊ぶ機会がありました。
そのときは、迷わずクラスメートと遊ぶ時間を優先させました。

友だちとのコミュニケーションも発達障害児には貴重な経験ですから、それが可能な状況ならば、友だちとのコミュニケーションを優先させる方が良いような気がします。
メリット

上記のやることリストの作業は「塾」以外は、基本的に親がかりでの作業です。
宿題、家庭学習の内容を確認していると、お子さんの学習面での得手不得手がわかるようになり、特に不得手の科目や箇所を重点的にフォローできるメリットもあります。
翌日の授業に必要な持ち物の準備も親が一緒にやることで習慣化されますし、忘れ物が減ります。
授業をうける際に、教科書を忘れただけで、その日のその授業をうけるモチベーションは低下しますので、忘れ物は少ない方がいいですね。
まとめ
やることリストチェック表で、よい習慣化を目指す
- 学校から帰って来てからさせたいことを洗い出す
- やることリストチェック表を壁や勉強机に貼り付けし、習慣化
- 最初は大変だが、徐々に習慣化
優先順位
- 友だちとのコミュニケーションも発達障害児には貴重な経験なので、それが可能な状況ならば、友だちとのコミュニケーションを優先させる方が良い
メリット
- やることリストの作業は、基本的に親がかりでの作業だが、それ故のメリットがある
- 不得手の科目や箇所を重点的にフォローできる
- 忘れ物が減る
今回はここまでです。次回は、学校の課題をもれなく提出するために私が起こしたアクションについてお話しします。お楽しみに。
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