これで今日も元気にお仕事! 就労した発達障害の息子、出勤前も持ち物チェック

前回は、学校の課題をもれなく提出させるためのお話をしました。
今回は、社会人になった息子の出勤前の持ち物チェックについてお話しします。
現在息子は成人し、毎日元気に会社に出勤しています。
小学校時代にやっていた「朝やることのチェック表」は、さすがに卒業しました。
朝は時間に余裕をもたせて起きていますが、ボォーっとしていると、時間はあっという間に過ぎてしまうので、時折、時間を意識させるように声がけは、今でも必要です。
なお、外出時の持ち物チェックは、今も継続しています。
会社への通勤はバスと電車を利用していますので、PASMOは必須です。
会社に入る際はセキュリティの問題がありますので、社員証を忘れるとその日1日は結構面倒なことになります。
財布を忘れると息子が楽しみにしている買い食いができません。

携帯電話を忘れると、緊急時の連絡に困ります。
他にもハンカチ、ポケットティッシュなど忘れると面倒だったり、余計な出費が必要になったりします。
外出時の持ち物の確認は習慣化していますが、やはり毎日のことですので漏れが生じてしまう日も出てきます。
ですから、社会人になった今でも、外出時の持ち物チェックは欠かすことができませんし、外出時の持ち物一覧表を今でも掲示しています。
息子は、必要な持ち物を暗記しているので、一覧表を見ながら持ち物チェックをしていませんが、念の為、外出直前に妻が点呼を取りながら持ち物チェックをしています。
この外出直前の持ち物チェックは、小学校時代から継続していますので、持ち物チェックで指摘することがあるのは、月に1回あるかどうかの頻度です。
時間がなくて急いで準備した際に漏れることが、たまにあるくらいですが、忘れると仕事に支障が出るもの(洗濯済の会社の作業着など)もあるので、この持ち物チェックを卒業することはむずかしいかなと思っています。
ちょっと過保護気味かなとも思いますが、この毎朝の持ち物チェックで息子が安心して仕事に集中できることを考えたら、まあいいかなとも思っています。

現状では、息子自身の自己チェックでも、それほど漏れは多くないので、私たち夫婦がリタイアしたときも、何とか自分で解決できるのではないかと、勝手に判断しています。