発達障害児の幸せの第1歩は、就労の実現と就労の継続から

健常児、発達障害児の区別なく、将来の幸福な生活設計を考えたとき、就労は必須事項になります。なぜなら、どんな生活をするにしても、その生活の裏付けとなるお金が必要になるからです。
どんなに質素に暮らしたとしても、衣食住のための費用が発生します。でもそれだけでは、人は生活に満足できません。人が健康で文化的な生活をしていくためには、余暇の時間も充実させる必要があります。たまに旅行にいったり、外食しておいしものを食べたり、楽しめる趣味があれば、生活に潤いが出ることになります。ですが、やはり、それを実現するためにもお金が必要になりますから、生活や余暇にかかる費用を就労で得られる賃金で賄う必要があります。
幸せの定義は、人それぞれなので何とも言えませんが、衣食住が足りていて、余暇も充実していて、仕事も順調でやりがいもあるとしたら、もうほぼ幸せといっても差し支えないような気がします。後は、本人がそれを幸せと感じられる感性を持っているかどうかだと思います。
そうだとすれば、幸せのへの第1歩は、就労の実現と就労の継続です。では、発達障害児はどうすれば、就労することができるのでしょうか。
今回は、ここまでです。次回は、発達障害者の就労の現状についてお話します。お楽しみに。
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