就労した発達障害の息子のデオドラント対策

水分補給のペットボトルを片手に、暑いと汗をかきかき、手団扇で仰いでいる作業服の男性

息子は、私ゆずりの汗っかきです。学生時代は、それほど臭いが気にならなかったのですが、会社入社後、工場内の温度がわりと高いためか、かなりの汗をかいているようです。特に夏場は、相当量の汗をかいています。会社では熱中症対策として、こまめに水分補給をするようにわざわざそのための休憩時間を増やして対応しているようです。

夏場、息子はほんのりといい臭いを漂わせながら、帰宅してきます。今は対策をしていますのでほんのりといい臭いですが、対策以前は周囲の方々の迷惑になっていたかもしれません。大量の汗と臭いは、会社で頑張って仕事をしている息子の勲章ですが、周囲に迷惑がかかっているとすれば、それだけで人間関係に亀裂ができることもありますから、早急に対策が必要でした。清潔感は、とても大事です。ですから、気がついた時点ですぐに対応しました。

制汗対策として
  1. 朝、自宅で制汗スプレーを使用。制汗スプレーを会社にもおいていて、退社時にもスプレーする。
  2. 出社時の着替えの際、タオルを直接体に当てて、その上から作業服を着る。汗を吸ったタオルは、退社時の着替えの際に取り換える。
  3. 作業服は、毎日自宅に持ち帰って、洗濯する。
  4. 帽子は、毎週末に自宅に持ち帰って、洗濯する。
  5. 安全靴は、自宅に持ち帰れないので、毎日消臭スプレーをかける。

会社からは、帽子、作業服、安全靴などを貸与されていますが、どれも気をつけていないと知らず知らずのうちに、いい臭いを漂わせ周囲の人に迷惑を及ぼしてしまうことになります。臭いは、わりと本人では気づきにくいものです。また、周りも本人には指摘しにくいものです。指摘をされる頃には、人間関係にも悪い影響を与えかねないものですから、親御さんが気づいた時点で早めに対策を取ってあげましょう。

なお、汗をかく環境であれば、どうしても臭いの問題はついてまわります。(汗臭は、代謝の活発な10代半ば~20代半ばに強くなります。)息子は、学生時代は運動部ではなかったので、学生時代には消臭対策をするほどではありませんでしたが、あなたのお子さんが運動部の場合は、気をつけた方が良いと思います。また、女子の場合は特に気をつけてあげましょう。重要なのは、汗をかく環境であれば、臭いが生じるかもしれないという本人への意識づけが大事です。

最近は、猛暑が続いていて、息子の汗臭も、デオドラントスプレーだけでは対策が不十分になってきました。洗濯をしても臭いが衣類に残ってしまうことも。そこで、よりしっかりした対策をといろいろ試した結果、次の2アイテムにたどり着きました。

1つ目は、「デ・オウ 薬用プロテクトデオジャム」です。こちらは、直塗り制汗剤で、全身に使えるタイプです。シトラスハーブの香りで、ジェルタイプ。朝、臭いの気になるところに塗って出勤して、一日たっぷり汗をかいて仕事をして帰ってきても、息子からは汗の臭いがしません。これなら、会社の中や、通勤で周囲の人に臭いで迷惑をかけることはないと思われます。

スプレーと違って、塗るタイプなので一手間かかってしまうのが難点ですが、消臭効果はバツグン。最近の技術は、素晴らしいですね。

2つ目は、「8x4メン フットジェル」です。ミント系の香りのジェルタイプ。息子は、安全靴をはいて仕事をしているのですが、一日はいた靴下はすごいです。一日はいた安全靴には、靴用の消臭スプレーをしているのですが、臭いの元をなんとかしなければなりません。こちらも直塗りタイプです。

こちらの商品を使う前は、一日仕事をして帰ってきた息子の足からは、かなりの臭いが。ですが、このフットジェルを使い始めてからは、まったく気にならなくなりました。使い方は、朝、足の指の間や、足全体に塗り込みます。ロールオンタイプのものも試しましたが、直塗りタイプの方が、むらなく塗れるので、消臭効果が高かったです。